介護

親を捨てる 介護の必要な親をどうする?覚悟と罪悪感は不可避

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自分の幼き頃を一生懸命に育ててくれた親。

その親が年老いて介護が必要になって来た時、あなたはどうしますか?

まだあなたが元気で資力も自由な時間もあれば「その時が来たときは頑張る」と言えるかもしれませんが・・・

そんな恵まれた方は文字通り”ほんの一握り”でしょう。

今の生活を支えるだけでいっぱいいっぱいの毎日、そこに親の介護が加わるとしたら・・・どうでしょうか?

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親を捨てる 介護の必要な親を

何だかぎょっとするタイトルですが、特にこれまで介護を経験したことのない人にとって「あり得ない」と感じられるかもしれません。

しかし、一度でも介護の経験(介護をする側)があると話が違います。一度や二度ならず「こんな」事が頭に浮かんでは消えることがあるはずです。

余りの激務ゆえに「介護地獄」と揶揄されるのも無理からぬことです。

単なる”親孝行”の域を超えた、心と体力を極限まですり減らすことが求められる「介護」ですが、いかなる理由があろうとも全面的に背負うことはお勧めしません。

どんなに恩を感じようとも、資力・体力が有り余っていても、一人で一手に引き受けてはいけません。必ず自滅します。

いきなり”親を捨てる”とは言わないまでも、「介護のプロ」の力は必ず活用しましょう。介護保険は払っているんですからね。(40歳以上は)

親を捨てる まずは覚悟が必要です

ここで”親を捨てる”の定義は、別に「縁切り」するとか何か特別な法的手続きするなどではなく、最終的に”施設等”に親を預けることを意味しています。

ここでも「なんだそんな程度か」と感じる方もおられるでしょうし、「うちの親を施設に?出来るわけがない!」と思い込まれる方など様々でしょう。

怪我や病気のために一時的な「入院」はいざ知らず、いわゆる”介護施設”に入る(入れる)ことに抵抗を感じる方は多いです(入る方・入れる方共に)

自らの意思で高級老人ホームに入る人はまだまだ少数派、入る方は「家族から捨てられた!」と感じることが多いですし、入れる側も「親を捨てた」と思います。

世間的にもまだまだ「親の面倒は子供が家で観るのが当たり前」という風潮が、特に地方ほど根強いですから”世間体”の目も気になるところです。

「入所待ち〇年」なんて現実も確かに有ったりしますが・・・

親の介護がスタートしますと最終的には”親を捨てる(施設に入れる)”という覚悟を受け入れることが必要になってきます。

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親を捨てる 罪悪感はあるのか

初めて”施設”に親子で来られるわけですが、帰りは親を”置いて”帰ることになります。

それまで不安になりつつも気を使ってニコニコしていた親御さん(入所者)がポツリ「一緒に帰る」なんておっしゃることも・・・(まあ、普通なんですが)

「また明日来るから」と後ろ髪を断ち切って急ぎ足で帰るとき、ある種の「罪悪感」に際悩まされない人は稀でしょう。

「自分は今、親を捨てた・・・」と強く感じる瞬間でもあります。これは致し方ありません。

この罪悪感とある程度の経済的出費を犠牲にして、しばしの自由と介護地獄からの解放が得られるのです。

決定は人それぞれですからなんとも言えませんが、これが嫌で「施設に預けるのは無理、頑張って自分が看る」と思う事もあるかもしれませんが得策ではありません。

施設に預けたあとは知らない・・・何年も見に行っていない!なんてことは論外ですが(そういう方結構おられますが(-_-;))定期的に会いに来てあげれば全然大丈夫です。

どちらも慣れます。時間が解決してくれます。

後々振り返ってみられた方の意見は概ね、「施設に親を見てもらって良かった」という意見が多いですね。

まとめ

いかがでしょうか?

施設に親を預ける=親を捨てる!と繋げがちですが、必ずしもそうではありません。

責任回避でも介護放棄でも親不孝でもありません。

親の介護によって親子ともどもの生活が立ち行かなくなる方が本末転倒です。親もそれを望んでなどいません。

まずは自分と自分の家族を守りましょう。そのために”覚悟と罪悪感”を受け入れ、必要な手段を講じましょう。

親とのかかわり方は人それぞれです。介護地獄に翻弄されるのは回避しましょう。

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