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お節料理には意味がある?当たり前だけどよく知らない由来など紹介!

投稿日:2016年10月17日 更新日:

最近はお節料理を知らない(食べたことがない)という人も増えているようですね?
そうではなくてもご家庭で作ることは少なく、スーパーやデパートで買うことが一般的になっています。
時代に合わせてそうなっていくのはごく普通のことなのでしょうが・・・少し寂しいですね。
今一度この機会に、お節料理の成り立ちというか意味や由来について復習してみましょう。

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お節料理の意味や由来を確認

40代以降の方ですと記憶にあると思いますが、昔は年末になると店は閉まっていて正月も三が日は確実にお休みでしたね。
年中無休・24時間が当たり前の今では考えられないことですが・・・

正月三日間は家事をしないという風習がありました。釜戸(昔の台所)の火も止めて休ませました。釜戸の神様へ感謝を込めてです。
そうなると、日持ちのするもので量も多く作るために、味が濃く傷みにくい食材になります。正月はずっとお節料理と雑煮を始めとする餅三昧になります。(盛り付けや囲炉裏等で温め調理は行う)
今なら冷蔵庫で保存出来ますが、50年程前では殆どの家庭に冷蔵庫がありません。ですから、お重に入れて室外に出しての保存でした。
釜戸はともかく、30年くらい前にはどこの家庭もこれに近い(冷蔵庫はありました)様子が見られたはずです。

さて、由来についてですがその起源は古く、弥生時代からと思われます。
当時の人々は、作物の収穫を季節ごとに神様に感謝し生活の節目をつけお供えていました。それを「節供(せっく)」といいます。
また、供えたものを料理して大漁や豊作を願い自然の恵みに感謝して食べた料理を「節供料理」といいます。今日のお節料理のルーツです。

時代が流れ、中国から節句の行事が伝わり宮中で元旦や五節句の宮中行事の際に”節会”(せちえ)といわれる宴が催されるました。
節会(せちえ)で神様に供えたり、振舞われた料理を”御節供”(おせちく)といい、略されて”おせち”といわれるようになったそうです。
江戸時代には、庶民が宮中行事を取り入れるようになってお節料理が全国的に広まり、この頃から一年の節目で一番大切なお正月に食べる料理をお節(おせち)料理と呼びました。

弥生時代??そういわれてもピンときませんが(笑) かなり歴史の深い習わしであることは理解できたと思います。

お節料理の各食材にはどんな意味が?

既に全部知ってるよといわれる方はスルーしてください(笑)
ちょっと曖昧・そんなの全然知らない方はさらっと確認してくださいね。

・黒豆 黒く日焼けするほどマメ(豆)に働けという意味で。

・田作り カタクチイワシ(魚の種類)を田んぼの肥料としたら五万俵ものコメを大収穫出来たいわれから。

・数の子 子沢山・子孫繁栄を願って(見た目卵がいっぱい)にしんなどが同じ意味で。

・紅白かまぼこ 初日の出を連想させるから。(紅は魔除け、白は清浄を表す)

・栗きんとん 搗ち栗(かちぐり)は勝ちに通じるから。きんとんとは”金団”と書き、金の布団(金運縁起がいい)

・伊達巻 巻物(書物)を連想させ、学問や教養を身に付けるに繋げている。

・鰤の焼き物 ブリは出世魚(ワカシ:15 cm くらいまでのもの→イナダ:40 cm くらい→ワラサ:60 cm くらい→ブリ:90 cm 以上)

・鯛の焼き物 めでたい(鯛の尾頭付きは祝い事には付きもの)

・海老 腰が曲がるまで長生き(意味は分かるが微妙です(笑))

・レンコン 先が見通せる(見たまんま それも大事です)

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・昆布巻き よろこぶのしゃれ。(よろこぶ・・よろこぶ・・よろこんぶ・・こんぶ・・昆布巻き)

ダジャレや見た目、その特性を生かして縁起物として選定しているのですね。

知らずに食べるのと知って食べるのとでは大違い!!

お節料理を重箱に入れるのは何故?

私はあまり疑問に思ったことはなかったのですが、尋ねられると確かに理由を説明できませんでした(笑)

おせち料理を何故重箱に詰めるのか?それは「めでたさが重なるように」との願いをこめて段重ねの重箱に詰めるようになった一説があるそうです。
また、たくさんの料理を用意するおせちでも、重箱に入れておけば重ねて置けるので場所を取らずにすみ、何日かに分けて食べるので、ホコリや虫が入らないように蓋があって重ねられる重箱が活用されたというのも、おせち料理を重箱に詰める理由といわれています。

ラップなんてまだないですからね。(冷蔵庫にも入らないし・・・)

おせち料理を詰める重箱は正式には四段で、一の重、二の重、三の重、与の重があります。(「与」は「四」ですが、「四」は「死」を連想させて縁起が良くないので「与」という字が使われます。)
料理の詰め方についてもしきたりがあり、それぞれの地域や各家庭によってさまざまだったりします。

基本的な入れ方

一の重~「祝い肴」田作りや黒豆、数の子、きんぴらごぼうなど(お酒のおつまみになるような料理が詰められます)

二の重~「口取り」かまぼこ、栗きんとん、だて巻き、昆布巻きなど(大人から子供まで食べられるように甘いものが中心)

三の重~「焼き物」焼き魚やエビなど海の幸など

与の重~「煮物」 山の幸を使った煮物、野菜の煮しめや筑前煮など

”和”の心がお節の中にシッカリ根付いているのですね。

四重のお節料理なんて見たことないですが・・・(笑) これが正式なんですね。

まとめ

馴染みが深い割にはあまり知識がなく、縁遠くなりつつある”お節料理”。

和食を作るのは苦手という方も、可能なら是非一品作ってみてはどうでしょうか?

あとは”プロ”の力を借りて(笑)

おもてなしの心で、今年は(も)お節料理を準備してお正月を満喫しましょう。

あなたにとって今年も素晴らしい一年でありますように!

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