健康

アトピー性皮膚炎奮闘記 幼少編 当時のアトピー患者はどんな存在?

投稿日:2016年10月18日 更新日:

今や国民の3割がアトピー性皮膚炎か花粉症か気管支喘息などのアレルギー性疾患を持っているといわれており、もはや国民病といってよいと思います。

幸い今のところ私は、花粉症の症状はなく風邪をこじらせた場合のみ気管支喘息に似た症状が見られます。普段はアトピー性皮膚炎のみです。

現在、皮膚の症状は軽度で調子のよい時は周りに自分がアトピー性皮膚炎を患っていると気づかれないほどです。

しかし、ここまで来るのは長い道のりがありました。人生に絶望したことも一度や二度ではありません。

そんな私の体験がほんの少しでも誰かの役にたてば良いと考え記事にしました。

四十代人生の折り返しを既に過ぎた記録をいきなり全部乗せるのも何ですから、幼少期編からスタートします。

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アトピー性皮膚炎とは?ガイドラインによると

そもそもアトピー性皮膚炎とは何でしょうか?
”アトピー”という名前は「特定されていない」「奇妙な」という意味のギリシャ語「アトポス」(atopos – a=否定、topos=由来)から由来しているそうです。
つまり、それほどまでに難解で治らない(治りにくい)病、治療法が分かりにくい病気です。現在はだいぶ事情が違いますけどね。

日本皮膚科学会の「アトピー性皮膚炎の定義、診断基準」によれば、アトピー性皮膚炎とは、「増悪、寛解を繰り返す、掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」とされています。
アトピー素因とは:(1)家族歴、既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれか、あるいは複数の疾患)、または(2)IgE抗体を産生し易い素因のことだそうです。
また、慢性に経過する疾患でもあって乳児では2ヵ月以上、その他では6ヵ月以上継続するものをいうそうです。

要は長期間継続して痒みがあり、皮膚にブツブツ・ジュクジュクの湿疹やかさぶたが出来さらには皮膚自体が厚く黒く変色したりします。逆に皮膚が薄くなりちょっとした刺激にも弱く血が出やすくなります。
こんな症状が乳児で2か月以上・それ以上大きければ6か月以上続く場合をアトピー性皮膚炎と認定します。ということでしょうか?勿論、家族歴・既往歴でアレルギー等の要因があることも判断要因になります。

治療も簡潔に言うと①塗り薬等を使う(ステロイド含む)②保湿を行う③アレルギーを起こす要因を避ける(食事・ダニ等)を基本とします。

アトピー性皮膚炎の体験 幼少編

色々な方の体験をお聞きすると、幼少から患っていた場合とある程度年齢を経てから発症したなど様々です。後者の場合の方が重度化しているのも特徴でしたね。
しかし私の場合は生後すぐだそうです。あまり写真は残っていませんが、赤ちゃんの頃の写真を見ると顔や腕のあちこちにアトピー患部がチラホラ見られます。
物心つく頃には”アトピー”という言葉は普通に家庭の中で使われていたように思います。母親が看護婦だったということもありますがね。

さて、その頃の治療ですが実のところほとんどありませんでした。
理由として①皮膚科が圧倒的に少なかった(住んでたところが田舎であったことも)
     ②アトピー患者が少なかった。
     ③成長とともになくなる(減少する)と考えられていた。
ですから、積極的に治そうという気が医者の側にも患者(この場合親)の側もあまりありませんでした(つまり深刻に考えることがない)

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提供される薬も強力なステロイド系(乳幼児にはそもそも無理)ではなく、保湿がメインの軟膏と”謎の飲み薬”でした。
ただ、飲み薬を続けると”お腹が膨らむ”という謎の副作用が見られたためやめました(結果オーライですが)

先ほども述べましたが、母親が看護婦であったことが吉か凶なのかわかりませんが、市販薬のかなり強力な軟膏を併用し、症状を押さえつつ生活していました。
もうすぐ成長して、アトピーから解放される日が来ると信じて・・・

アトピー性皮膚炎の体験 当時と現在の違い

今考えると”恐怖”以外の何のものでもありませんね(笑) 無知とは恐ろしいです。情報多可に踊らされるのも困りものですが・・・

まず当時と現在の違いは、アトピーとは何かという知識が圧倒的に少ない!!!ということです。ネットで調べるなんて出来ませんし、専門書もありませんし。

全国的にも皮膚科の需要は、”この後”急激に伸びたんだと思います。私の場合電車とバスを乗り継ぎ通っていたり、なぜか泌尿器科と併設してる病院だったり。

まともに”アトピー性皮膚炎”に取り組むという概念がないのです。たぶん(そんなことない先生方どうもスイマセン)
確かに当時、大人で重症アトピー患者は皆無! アトピーで亡くなった症例も皆無。たかが痒いだけじゃないかみたいな・・・雰囲気があったのではないかと思います。

幼少期の私が、どれほどアトピーに苦しんだのか?正直記憶にありませんが、少なくとも良くなったことは一度もないことは確かですね。

まとめ

今の方が確かに情報があり病院の数も圧倒的にあり恵まれているように感じれるかもしれません。
しかし現実は、幼少期からアトピーの重度化する率が増えていること、そもそも患者数がうなぎ登りに増えていること。
成長とともに症状が減少しやがて治るという伝説・神話の類は幻であったことが明らかなこと・・・

知識と選択肢が増えれば増えるほど迷走し、多額のお金と膨大な時間を費やし、結果いいとこ軽減か現状維持(最悪悪化してしまったり)

良くなった・治ったみたいな情報に踊らされる事態をうみだしてるのも事実(私もそんな一人)

単なる比較では当時の幼少期体験談は参考にならないことでしょう。
反面教師的に、知識がないことの怖さ・根拠のない知識に踊らされることの怖さを感じて頂き、正確な知識と情報を取り入れるようにしましょう。

その後、成長とともに私がどうなったか? 後日書きたいと思います。

少年編に続く

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