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アトピー性皮膚炎奮闘記 少年編 いじめ体験はトラウマに繋がる!

投稿日:2016年10月19日 更新日:

幼少期から成長し小学校に上がる歳になれば、それまでとは違う人間関係が構築されます。

無邪気な子供どうしの歯に衣着せない会話は、良きにつけ悪しきにつけ影響を与えてしまうものです。

ちょっとした一言がその後の人生を大きく変えてしまうことさえあります。
私の場合、現在とはちょっと違う”いじめ”を経験したことが後の人生に影を落としました・・・

その時には全然気づかなかったのが救いでもあり悲しいのですが。

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アトピー性皮膚炎の状態 小学校に上がってから

幼少期より体も大きくなるにつれ、子供とはいえパワフルに体中を掻くようになり皮膚状態はよろしくはありません。

勿論、親が掻かないように注意してもお構いなし、ドンドン搔きむしったものです。大人のような判断は出来ませんから。
そのたびに泣きじゃくり、薬を付けてもらって、それが気持ち悪くてまた掻く、そんな繰り返しです。

全身すべてに症状があったのではありませんが、腕足の関節裏の全部にアトピー皮膚炎がありましたし、右利きということもあって左肩・胸の部分はブツブツと潰瘍が酷かったですね。

汗をかく時期はジュクジュク・乾燥時期はカサカサ、若干春秋はましでしたが、ひどい時が10ならば6,7程度に落ち着くという感じでしょうか。

肌着・シャツの襟もとは常に血が付着し、無意識に手があちこちに伸びて、ごそごそボリボリをやっていました。

それが当たり前の毎日で違和感を感じることはありませんでした。

アトピー性皮膚炎によるいじめの経験

幸運にも顔にアトピー症状は少なく、首はともかく関節裏の症状は普段の生活では目立たないものでした。

一転して変化したのは夏の”水泳”の授業の時でした。

一斉にプールに入り集合した時のことです。「ぎゃー○○!なにそれ?」「気持ち悪い。寄るな!」「うつる!あっちいけ!」などの発言・・・

おそらく初めて見た同級生のアトピーの姿。さぞかし怪獣のように見えたのでしょうね。

変な皮膚=うつる!=だからあっちいけ! ごく自然な反応です。私はポツンとしてしまいました。

帰宅した時、母親に学校での出来事を報告しました。母親は急いで学校の担任に連絡し、事情を説明しました。

担任の先生もアトピー性皮膚炎の児童を受け持ったことがなく戸惑ったそうです(その後膨大な数のアトピー性皮膚炎の児童を受け持ったことでしょうね)

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次の日早速、担任を通して私の体がアトピー性皮膚炎という病気であり、本人は大変だが伝染病などのうつる病気ではないことを伝えてくれました。

その結果、周りもうつらないと安心したのか普通に接してくれるようになりました。怪訝な目で見る人はたぶんいたと思いますけどね。

アトピー性皮膚炎による体験はトラウマになる?

この出来事がその後尾を引いて陰険な”いじめ”に発展することはありませんでしたが、潜在的に私の心へ一つの感情を植え込みました。

「アトピー性皮膚炎は普通じゃない」だから「僕は変わっている」更には「絶対に受け入れられることはない」という思いです。

幸い私は運動神経が良く、明るい性格も功を奏し周りに受け入れられていました。しかし、どことなく感じる疎外感。自分はみんなと違う劣等感。

最後には突き放されるのではないかと感じる不安感。そうしたものを小学生の時から無意識に持っていたように思います。今振り返ってみるとですが・・・

冗談やいたずら半分ではない、本気の本音を幼少時代に体験したことはアトピー=悪=自分!!!そんなトラウマを刻み込んでしまったのです。

実際私は、ある年齢まで”女性と絶対付き合えない”と思っていました。様々な要因が自分の中にあったのも事実ですが、根底にはトラウマ、アトピーがあったのです。

まとめ

トラウマなんて大袈裟なとお感じになるでしょうか?

確かに個人差があります。同じ体験をしたとしても皆が一律心に残る傷(トラウマ)になるとは限りません。

しかし、一旦心に残ると中々癒えませんし人生の様々な節目の機会に”悪影響の顔”をのぞかせることになるかもしれません。

幼いお子さんは、たとえ傷つく出来事に直面しても声にしてあなたにコールしてこないかもしれません。ですが、”声なき声”は親であれば気づくかもしれません。

まずは観察して気づいてあげましょう。アトピー性皮膚炎であるあなたを”丸ごと受け入れている”ことを全身で表してあげましょう。それだけで救われますから。

学校の閉鎖的な環境で、もしアトピーゆえに”いじめ”にあっているなら、ためらわず早急に断固たる対応を求めましょう。

二重に苦しむお子さんの助けになれるのは、ほかでもない”あなた”ですから。

ちなみにですが、私の場合小学生の高学年なるころには学年で一番大きく成長し、あの伝説・神話をほんの少し体験していました。そう、アトピーが治る・・・

この話は後日書きたいと思います。

青年期に続く

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